景気がよいときに組んだ住宅ローンで火の車に。住宅ローンの返済が辛い。10年延長でなんとか完済
結婚をし、子供が生まれるのを機に家を購入しました。
住宅の購入の検討を始めたのは1985年ごろです。
購入したのは、バブルのイケイケ時代
ちょうどバブルが始まり日本がイケイケのころでした。
購入当時の手取りの収入は700万円程度でした。
生活費は1ヶ月当たり20万ほどでした。
購入総額の予算は5000万以内でした。
月々の返済額は月収の3分の1以下、20年で完済する予定でした。
一生に一度の買い物、好きなように作ってもらえるので設計士さんにお願い
住宅を購入するに当たり、設計士に全面的にお願いしたので、候補は他にはありませんでした。
一生に一度のお買い物ですから、自分たちの好きなように作ってもらえるということで、設計士さんにお願いしました。
購入時点の住宅ローンは3000万円、利率は7.6%、月々の支払いは10万強
購入時点の住宅ローンは3000万円、利率は7.6%、月々の支払いは10万強でした。
支払いが苦しくなり始めたのは、ローンを組んでから10年たつかたたないかのころです。
自営業を営んでいるのですが、バブルの崩壊とともに仕事が減り、収入が半減しました。
一方子育てでは一番お金がかかる時期にさしかかり、家計を圧迫していました。
同居している両親に頼み込み、ローン返済の一部を負担してもらおうとおもいました。
頭金も一部負担してもらっていたため、あまり強くは言えず、結局返済期間の延長をすることになりました。
一時は、家の売却も頭をよぎました
子供の大学進学でお金がかかり、収入は少ないまま、家計は火の車状態になっていたとき、家の売却も頭をよぎりました。
しかしなんとかぎりぎりでもやっていけそうだったため、売りには出さず、本業以外の夜勤の仕事などもし、必死に稼ぎを増やしました。
予定よりも10年ほど遅くなりましたが、完済
おかげで住宅ローンはすべて完済しました。
予定よりも10年ほど遅くなってしまいましたが、やっとのことで家が完全に自分たちのものになりました。
住宅ローンは無理して組まないことをおすすめします。
支払いが苦しくなることもある程度考慮に入れ、余裕をもってくみましょう。