不景気による給与カットで住宅ローン支払いが苦しくなりました

不景気による給与カットで住宅ローン支払いが苦しくなりました

結婚して5年目に1人目の子供が生まれました。

その頃は賃貸アパートに住んでおりました。

子供用品が増えて手狭になってきたので、新築一戸建てを購入することにしました。

この物件にしよう、と決めるまでは半年

子供が生まれて半年になる頃の2003年12月頃から家を探し始めました。

2004年の5月まで探し続けました。

この物件にしよう、と決めるまでは半年ほどでした。

気に入った物件だったので、その物件が見つかってからは迷うことがありませんでした。

家を選んだ決め手

今の家を選んだ決め手の1つは、両面道路であったことです。

家の玄関側も庭側も交通量の少ない道路で見通しがよく、日当たりが最高です。

もう1つの決め手は大型分譲地であったことです。

同じくらいの年齢の方が家を購入していたので、子供にお友達がたくさんできると思いました。

他にも候補にしていた住宅地が3つほどありましたが、今の場所を見てからはそちらは一切検討しませんでした。

収入は手取りで35万円ほど

当時の主人の収入は手取りで35万円ほど。

ここから生活費として必要なお金は25万円程度です。

フィナンシャルプランナーの方に将来の家計を試算してもらい、4000万円までが妥当、とアドバイスをもらいました。

老後も考え、金銭的に無理はしたくなかったので、4000万円を上限として予算を組みました。

総額3800万円で建てられることになりました。

実際に土地を買い、家を設計してもらうことになった時点で、予算を下回る総額3800万円で建てられることになりました。

自分たちの貯金と親からの援助で1000万円の頭金を準備。

2800万円のローンを35年で組みました。

ローン支払いの内訳は、毎月8万円、年二回のボーナス時に10万円です。

主人の会社と契約がある銀行の住宅ローン、10年固定、利率2.0%、の住宅ローンを選びました。

住宅購入から7年が経った2011年、主人の会社が巨額の赤字

住宅購入から7年が経った2011年、主人の会社が巨額の赤字を出してしまいました。

全社員給与5%カット、ボーナス半分、の対応がとられました。

ここからがとても大変でした。

ボーナスでローンを10万円返していたので、ボーナス半分はとても苦しいです。

給与も5%カットだと毎月数万円のカットになります。

これでは苦しいと考え、貯金の一部を繰り上げ返済に回し、毎月の支払い額を2万円ほど減らしました。

ボーナス時の支払いは半分になったボーナスから捻出していました。

が、ボーナス半分の時期は旅行などに一切行けませんでした。

何度か繰り上げ返済をしてきたので、ローン残高は800万円はもうすぐ完済予定です。

ローンを組む時は会社の状況を良く調べる

景気が上向きになっている、と巷では騒いでいます。

が、自分の会社や自分が置かれている状況をよく考えてローンをうまく返済する必要があります。

繰り上げ返済でこまめにローンを減らし、少しでも利息を早く返してしまうのが得策だと思います。

家計が苦しい時は、貯金で繰り上げてしまうことを一度考えてみるといいと思います。

手持ちの現金は減りますが、最終的に総支払額を減らすことがローン返済にとっては一番の近道だと思っています。